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【春〜初夏にやってくる自律神経の乱れを鎮める3つのヨガ】

◎春の訪れと一緒に自律神経の乱れがやってくる

毎年、春になると眠りが浅くなる、または眠りが深すぎて起きられない、便秘になる、または下痢になる、首肩こりがひどくなる、偏頭痛が起きやすい、疲れが取れないという不調を感じている方はいませんか。

私自身も寝ても、寝ても眠い日々が続いています。


原因としてあげられるもの

 ・気候変動による気温の目まぐるしい変化

 ・気圧の乱高下が1年で1番激しい時期

 ・年度切り替わりによる環境変化


が春に一気に襲い掛かるからだと言われています。





◎気温の変動でなぜストレスを感じるのか

外気温が高いときには、体温を下げるために血流を活発にて汗をかくことで熱を放出しています。気温が低いときには血流を滞らせ、毛穴を閉じて体温を閉じ込めて逃さないようにします。

自律神経は私たちがリモコンでコントロールすることなくこの働きを不随意的におこなってくれているのです。

例えば体温が36度だとして、外気温が10度の日の翌日に20度の日が来れば自律神経ががんばらなくてはならず、身体に寒暖差ストレスがくるのは想像がつきますね。



◎気圧の乱高下でなぜ不調が起きるのか

気圧が下がると体の外からの圧力が減り血管が膨張するため、血管を収縮させる必要があります。

気圧が上がっている時は逆で血管を膨張させる必要があります。

その気圧を人は内耳で感じ取りことができて、これまた自律神経に伝えます。

(だから飛行機や新幹線の中で気圧変化を急速に感じる時に耳抜きをしないと違和感がありますよね。)

そして血管の圧縮のコントロールは自律神経が行うのです。

気圧変動についていけずに自律神経の乱れを引き起こすことで頭痛やめまいが起こるのです。





◎環境の変化がもたらすストレス

ストレスというのは悪いイメージがついていることが多いと思うのですが、

心のニュートラルポジションが0だとしたら、プラスの感情もマイナスの感情も心に影響を与えることになるのでストレスと捉えることができます。


春の新しい環境のウキウキやワクワクもストレスになります。

例えば、遠足の前に眠りが浅くなったり、旅行中に便秘が起きたりした経験はありませんか。

感情の変化でさえ、自律神経が内臓を動かすリモコンをうまく作用できなくなる一つの要因になるのです。不安や焦燥感なども影響します。

もちろん起きる時間や寝る時間、行動範囲が変わることや睡眠時間の変化にも影響を受けます。



◎自律神経を調和に導くヨガはどんなもの

まずは

「片鼻呼吸法」

右鼻は交感神経と繋がっていて、左鼻は副交感神経と繋がっています。

普段からどちらかの鼻の呼吸がしやすいはずで、交互にそれが入れ替わりしています。

左右の鼻から交互に同じ時間、深い呼吸することで、自律神経が整うと言われています。


「背骨を丸める、反らす」

自律神経は背骨を介して全身に広がっている神経なのです。

だからこそ、ストレスが溜まると背中は固くなります。

仕事の合間に背骨を意図的に動かしてみてください。


「瞑想・シャバアーサナ」

忙しく、目まぐるしい日々を送っているとき、活動時間に優位になるのが交感神経。

副交感神経優位の時間が短くなってしまう時には意図的に鎮める時間を少し長くとってみてください。

ソワソワしていてもたってもいられなかったら、また別の日に、何度もチャレンジしてみてくださいね。


日々の小さなセルフケアが今より扱いやすい自身を作ります。

ちょっとずつでいいから自分のことも気にしてみてくださいね◎


 

植田マミ

奈良県出身、東京都在住、金融機関での会社員経験を経て現在【ゆるゆるの心身に誘うヨガ講師】として活動をしている。親しみやすい人柄と誰にでもわかりやすい言葉のヨガ指導に定評がある。また、ゆったりとした性質や落ち着いた声を活かし、眠りの瞑想 ヨガニドラーセラピストとしてストレスフルな社会に生きる人へ癒しに気づく時間を伝えている。

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