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新月・満月に月星座が示すもの




近年はスーパームーン(地球に最も近く大きく見える満月)など、天文学的には専門用語ではないのですが、ウルフムーン、ストロベリームーンなど月の呼び名が増えているように思いませんか?


我々には馴染みないと思いますが、 アメリカの先住民族であるネイティブアメリカンが季節を把握するためのもので、その時期に合った名前がついています。


理由はなんであれ、月の満ち欠けに興味を持ってもらえることはこの上ない機会だと思っています。


毎回、満月・新月は「○○座の満月」「○○座の新月」と星座名が付いているのをご存知でしょうか。


そもそも満月や新月は月と太陽のコンビネーションによって起こる現象のことです。


満月は、地球が月と太陽に挟まれた状態で起こります。 月-地球-太陽と並び、月が太陽光を反射し全体を見ることできるのが満月です。


新月は、地球から見たときに月と太陽が同じ方向にある状態、

つまり地球-月-太陽の並びになることで起こります。

月の地球に面した部分は影になります。


なので、よく占いに使われる「何月生まれ何座」というのは太陽のいる位置による12星座の表記で、満月・新月の時に月もどこかの12星座に位置しているはずなので月にも12星座表記が存在します。


ちなみに、基本的には太陽星座と月星座は違う星座の人がほとんどですが、太陽星座と月星座が同じ人は、太陽と月が重なる新月か、新月前後の人ということです。


満月・新月が位置する時の特徴


という記事を書かせていただいていますが、併せて見ていただけるとより深まるかと思います。


満月は完了、新月は手放し、なんて言われたりしますが 満月時に「余計なものを手放して」完了させてください。


得意分野は満月・新月共通です。 手放す項目は満月時に実践しましょう。


牡羊座は新しいことをスタートさせたり、スピーディに展開させることを得意とします。そして、短気やせっかちな部分を手放すのに向いています。


牡牛座は才能やセンスをお金(価値)に変えるタイミングです。執着や失うことの恐れを手放すことができます。


双子座は新しい環境や多方面での活躍などコミュニケーションが広がることが得意分野です。コミュニケーションの対極にある口下手や人見知りを改善したい場合は双子座を上手く利用してください。


蟹座はプライベートの充実、リリース項目は家族との不和不仲だったり、おせっかいや干渉することが手放しです。


獅子座は人生をクリエイトする分野。特に満月は「輝ける人生の象徴」となります。自分らしさが重要で、自分の過小評価や自信のなさ、そして傲慢さ、見栄っぱりなど自分の行く道を邪魔しそうなことがあれば手離してください。


乙女座は生活習慣の立て直し、無理のある人間関係から距離を置いたり、全ての整理整頓が必要です。マイナス思考だったり、完璧主義などの部分があれば手離してもっと楽にいきましょう。


天秤座は新しい関係がスタートしたり、好条件で物事が決まります。人に依存しやすい方、自分で物事が決められない、NOが言えない人はここで断ち切りましょう。


蠍座は再生や復活が蠍座の分野です。未練、ネガティブな思い込み、悲観的な感情はこのタイミングで手放してください。意外と目を背けていた分野が強みになったりします。


射手座は弓矢の如く今あるものを拡大、発展させていきます。物事をスケールアップさせるために、不要な中途半端さだったり、いいかげん、安請け合いしている節が有れば見直ししてください。


山羊座は大きい目標の達成です。融通の効かなさや常識、世間体へのこだわりは捨ててください。


水瓶座は牡羊座から山羊座まで積み上げてきたものを一旦手放し、現状打破するタイミングです。自分の中の当たり前を疑ったり、独りよがりな部分を断ち切りましょう。


魚座は滞ったエネルギーを循環させていきます。腐れ縁や、やる気のなさ、臆病さを手放して心の在り方を変える時です。



12星座の使い方

今回は満月・新月にも12星座表記があるよということをお伝えしました。

満月・新月は身近にある小さな節目です。

その節目の流れに乗っていれば上記の星座項目は自然とクリアしているはずです。

イマイチだなと感じる時は、今やってることをその星座に照らし合わせてみて、物事をうまく進めるためのきっかけにしたり、起爆剤になると良いなと思います。


満月・新月時に「思う」だけでなく、今やっていること、これからやりたいこと、そしてそれらがその時の流れに沿っているか…など、書き出してみたりすると意外と気づきがあったりするかもしれません。


これは日本語の意味合いで言うスピリチュアルな話ではなく、 人間が受けてる月の影響って思ってるより大きいと思いますよ。



 

SHIGYO KAORI

KAORI YOGA主宰

2021年よりスタジオオープンし、オンラインレッスン、YouTubeの動画配信など、場所や年齢関係なくどこでも気軽にヨガができるように活動中。

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