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生きるための大切な4つの目的とは…~アーユルヴェーダの教えが生きる助けになるかもしれませんよ~

3000年以上前から変わらずに伝えられている伝統医学アーユルヴェーダ。サンスクリット語でAyu(生命の)Veda(科学)と訳され、わたしたちが幸福で健康に、且つ全うに生きていくために人生の目的を伝えてくれています。


お母さんのような存在のアーユルヴェーダ

こうするといいよ。と、やさしくアドバイスしてくれるお母さんのような存在のアーユルヴェーダ。みんなこの世に生を宿したときに、生まれながらに自分の役割をもっていて、自分の人生を全うしなさいと教えてくれています。

ただ現代は、コロナ禍、大震災など…とっても生きづらい世の中。

嫌手な上司の下で、気を遣って働かないといけない人や、家族のため身を粉にして働いている人などなど…息苦しいのに自分の感情を押し殺して生活し、気づいたときにはうつ状態でした…。そんな方がいま結構増えています。


アーユルヴェーダでは、この世の中を生き抜くために人生の4つの目的を教えてくれています。読み解いてみましょう。生きづらいこの世の中を自分らしく生きていくために、どのように過ごしたらよいか。アーユルヴェーダの教えが助けになるかもしれませんよ。





アーユルヴェーダが教える人生の目的1つ目・Dharmaダルマ

自分の使命を全うして生きること。人それぞれ持って生まれた身体が違うように、性格も体質も違いますよね。同じ人なんて世界中探しても一人もいません。ダルマは言わば、この世でちゃんと向き合わなければならない「自分だけの課題」。誰も代わりに課題をクリアしてはくれません(笑)神様から与えられた今世の課題。でもそれはきっとそんなに難しいことではなく、日々コツコツと正しい良い行いをし、季節に合った生活をしたり、季節にとれる旬な食材を頂いたり、宇宙の原理に沿って生きることで、達成できるのではないかと思うのです。



アーユルヴェーダが教える人生の目的2つ目・Arthaアルタ

富、行い。自分が持っている才能を発揮し、生計を維持するために必要な財産を得ること。唯一無二の自分らしさを生かして、やるべきことができていますか?実践するだけでなく、そんな自分を認めることができているかどうか。ある程度の生活をするために必要な物を購入するだけのお金も必要です。子供がいらっしゃる方は、子供を育てるために可愛い子供のために良い教育を受けさせてあげたいので、稼ぎたいと考える人も多いと思います。この世の中は物質世界です。生きていくために、自分の才能を生かして富を得ましょうと教えてくれています。



アーユルヴェーダが教える人生の目的3つ目・Kamaカーマ

無償の愛。見返りを求めない本当の愛。私がこんなに尽くしてあげたのに、あの人は私に全く何もしてくれない…。と自分が思っていることをやってくれないと相手に怒るのは執着心からだそうです。見返りを求めるから怒りの感情が芽生えてくる。絶対的な子供への愛をもって過ごしなさいとアーユルヴェーダでは教えてくれています。






アーユルヴェーダが教える人生の目的・4つ目Mokshaモークシャ

救済、解脱。以上の三つの教えを守って日々過ごすことで、良い救いの手が入り、物事が上手く進むようになる。悟り、解脱の境地に達することができるとアーユルヴェーダでは考えられています。


どういう生き方をしたいのか、自分の欲求に素直になることが大切なのかもしれませんね。アーユルヴェーダの教えを知ることで、一人でも気持ちがワクワク輝くことに素直に向き合って日々を過ごす方が増えてくれたら嬉しいです。


 

鈴木まり

幼少期から続いた喘息、アレルギー体質を克服しようと15年程前からヨガを始める。体質改善を助けてくれた植物療法、ヨガ、アーユルヴェーダ、ピラティスで一人でも多く、健康で輝き、本来の自分らしく生きる人が増えてほしいとBody care salon USASにて千葉を中心に普及に努めている。

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